【参考図書】基軸通貨ドルの落日 Vol.3293_2025/8/9
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.3293 2025年8月9日号
おはようございます。
みなとです。
今日からお盆休みが始まりました。
当社のお休みは14日(木)までで、15日は一応営業日です。
有休取っている社員が多いので、18日(月)が正式な活動開始日です。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
【参考図書】基軸通貨ドルの落日
今週の参考図書は、『基軸通貨ドルの落日 トランプ・ショックの本質を読み解く』
です。(アマゾンでの購入はこちらからhttps://mx-eng.com/l/3109443/134972/b/46997268)
この書籍は、個人的に信頼している中野剛志さんの新刊です。
彼は経済産業省の官僚でもあります。多分、3年か5年以内に退官になると
思いますが。
彼は、経済産業省から海外留学に行かせて貰っている俊英です。
元々の得意分野は、国際政治ですが、経済本もたまに出しますね。
子の書籍は、現在トランプが世界に向けてやっていることを分析した
書籍になります。
世界相手の関税交渉から、彼自身は何をやりたいのかが見えてきます。
分析は中身を読んで欲しいのですが、アメリカドルの切り下げ、つまり
ドル安の環境を作り出して、経済に対するてこ入れをしたいというのが
彼の考えです。
その根底にあるのは、プアホワイトの撲滅です。
今のアメリカは頭がいい人(ただし、人種は自由)が、勝ち残る社会
になっています。それを鉄鋼とか自動車などの少し古い産業を
てこ入れすれば復活すると信じているのでしょう。
日本も段々経済体制アメリカよりになってきて、AIを使いこなす
スーパースマートが跋扈する世界になりつつあります。
その反動が、参政党などの躍進で、どこの国でも大なり小なり同じ
傾向にありますね。
個人的には、なかなか良いところをついているなと思っています。


