GX志向型住宅の行方 Vol.3277_2025/7/24
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.3277 2025年7月24日号
おはようございます。
みなとです。
GX志向型住宅の終了が結構波紋を広げています。
この160万円はかなりのボーナスでしたね。
これで太陽光と蓄電池を購入しようとしている人が多かったようです。
経産省め!一生恨んでやるというツイートしいる方がいましたが、
今回のGX志向型住宅は環境省の予算でした。
ZEHと長期優良は国土交通省です。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
GX志向型住宅の行方
今後は、秋以降の補正予算ですが、石破降ろしが加速していますので、
8月に新総裁誕生、9月の総選挙になると思います。この場合は、臨時
国会の招集は10月になるのではないでしょうか。
そのため補正予算の成立は多分少し遅れると思います。今のところ、11月末
ぐらいになると思います。基本的に申請開始は、来年の5月は変わらず、
対象が今年12月着工からになる可能性がありますね。
もしかしたら余っている、国土交通省の予算を、環境省に渡して、現状の
GX志向型住宅を一時的に復活する可能性はちょっとだけありますが。
予算を移行する国会が必要なのですが、自民党が今のままだとそこまで
意識が回らないかもしれません。
また、今年の補正予算はこれまでの国土交通省、経済産業省の発表で
なんとなくこれからが解ります。
まず、160万円ですが、これは減額されると思います。120万円か
100万円になると思います。
そして、GX ZEHとかGX ZEH+という表現になって、ZEHが
断熱等級5から、6に引き上げられる事に伴う措置が計られます。
なお、GX志向型住宅は元々断熱等級6以上が必須でしたので、
そこは変わりません。
BEIは、省エネルギー消費等級8の、BEI0.65は変わらず
ですが、今回と同じく太陽光パネル、HEMSは必須になると
思います。
そして、多分蓄電池が必須になると思います。今後のZEHは
蓄電池が必須になりますので、その移行措置です。
先週ですが、それとは別に既存住宅のZEH改修実証支援事業の
2次募集の告知もありました。8月公募開始です。予算は8億円しか
ないのでお早めに。
https://mx-eng.com/l/3052132/132499/b/46997268
内容が大幅に変わっています。前回は工務店のモデルハウスに
しか使えなかったものが、一般ユーザーにも使いやすくなっています。
一般向けは、300万円と減額されました。これはこれで大きいので、
大型リノベでは使えると思います。
詳しくは、リンク先をみてくださいね。


