建築確認申請の遅れ Vol.3254_2025/7/1

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.3254 2025年7月1日号

おはようございます。

みなとです。

昨日は、JBNの代議員総会の後の講演会に出席してきました。

いろんな工務店の社長様とお話しできて興味深かったです。

この間からの確認申請の件もいろいろ聞いていきました。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。

よろしくお願いいたします。

建築確認申請の遅れ

昨日は。5月の着工棟数がでました。何だか低調な様ですが、そもそもは

3月に駆け込みがあって、4月の確認申請がかなり低調で、5月から徐々に

立ち上がってきたための様ですが、非常に検査機関が厳しく見ています。

https://mx-eng.com/l/2962260/129150/b/46997268

そのため大幅に確認が遅れているようですね。

確認検査機関によるようですが、広島では2ヶ月おくれ、栃木でも1.5ヶ月

以上、都内西部でも1ヶ月遅れているようです。

たまたま確認検査機関の社長がいらしていて話をしたのですが、大阪で

賃貸住宅の確認の受付が2ヶ月止まっているそうです。

そのため、工務店の資金繰りが苦しくなっている事が徐々に増えています。

因みに、怖いのはこれからで、中間検査、完了検査が通らないという問題が

出てきます。

理由も聞いてきましたが、検査機関に対して国土交通省の査察が行われて、

この程度はOK、ここからはダメという線がはっきりするまで、確認検査機関は

一番厳しいラインで、検査を行いというのです。

つまり、10月以降になるとそのあたり少し緩くなるかもしれませんが、はじめの

半年が一番厳しくなるというわけです。

因みに、フルリノベの4号特例廃止は、9月以降リノベの基準法への説明会を 全国で行うそうです。しかし遅いよなとは思いますが、やらないよりマシですから。

Posted by mx-eng