【リノベ塾】 価格差のギャップ Vol.2944_2024/8/25
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2944 2024年8月25日号
おはようございます。
みなとです。
昨日は、決算準備の大詰めでした。
8月末までに決算提出が必要なんですよね。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
【リノベ塾】 価格差のギャップ
これは最近よく聞くようになったのですが、リノベーションの
実際にかかる費用と、お客様が考えている費用の間に大きな
ギャップがあるんじゃ無いかなというお話しです。
例えば、フルスケルトンリノベは、そこそこの性能を考えると
2000万円でははまらない可能性が大きいので、スケルトンに
するだけでも、2500万円ぐらいはかかるかな?という感じだと
思います。
ところが、お客さは1000万円も出すと、凄く立派な仕上がりに
なると考えているということです。
新築の場合は、こんな2倍以上もお客様の意識と、実態が
変わるということはありません。意識の差はせいぜい数百万円
だと思います。
この事は、お客様の予算向上に結構な障害になります。
このギャップを埋めるのにはどうすればいいか?というと
基本的には教育しかありません。
きちんとお客様に伝えるということです。
好きな女性がいても、好きだと言わないと伝わりません。
思春期の頃は、伝わって気になっていましたが、口に
出さないとダメなんです。
価格もこの幻想を突き破っておかないと、契約直前になって
ギャップに気がつくと失注します。
ですので、来場時にお客様の思い込みを潰しておくというのは
重要かなと思います。
お客様が、リノベを希望な場合ですが、最近、リノベの予算
不足が深刻なんですよという一般論で話をすると良いでしょう。
あなたの意識が低いというと、相手は怒りますので、その他の
お客様の例で、予算に関する認識がかなり違いますよ。
坪単価でいいので、30坪の建物の場合は、フルリので坪80万円
はかかかります。ということをお伝えしてください。
その時に、新築だと95万円以上しますと、より高い物を比較
として出すと少し安く感じられます。
ということで、このあたりは初回接客が大切です。
