4号特例廃止 Vol.2907_2024/7/19

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2907 2024年7月19日号

おはようございます。

みなとです。

昨日は性能向上リノベの会の集まりに行ってきました。

余りにショッキングな内容にちょっと暗然たる感覚を覚えました。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。

よろしくお願いいたします。

4号特例廃止

来年の3月末で4号特例廃止という

通達はご存じの通りです。

新築はそのままで行く可能性がありますが、

リノベーションもこの流れに乗っている

という話はご存じでしょうか?

そして、許容緑土計算や壁量計算に関しては、

あまり検査機関が取り組んで来なかったため、

この判断をできる主事がもしかしたら都道府県にしか

居ないのでは?ということが話題になっているそうです。

更に、省エネ等級は9割の工務店が、

仕様規定ではなく、計算で出しているそうで、

この数値を確認する主事も必要なので、

国土交通省としては新築はともかく、

リノベ、特に構造を触るフルリノベに関していえば、

その確認をする人間が大幅に不足する事態に

なりかねないということでした。

つまり、大規模リノベはなんとしても

3月末までに着工しないと、

確認検査だけで数陰るかかるという事態を

想定しているそうなんです。

新築は、ともかくリノベも構造を触る物件は、

4号特例廃止が効いてきます。

確認審査が必要なのですが、その結果が出るのは

3ヶ月先とかだと、その間注文はあるけれど、

工事ができない事態になりますので、

気をつけて国土交通省の通達を見ておいてください。

この点は国土交通省としては問題を

把握していますが、なんとしても、25年の4月から

すべての建築物について、法令を遵守する方向で動いて

いるそうですから、気をつけてください。

Posted by mx-eng