建売不振 Vol.2851_2024/5/24

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2851 2024年5月24日号

おはようございます。

みなとです。

なんだかジリジリと工務店の生きていける範囲が

狭められている感じがしますね。

賢い方が、工務店のいけすに手を突っ込んで市場をもって

言っているという感じでしょうか。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。

よろしくお願いいたします。

建売不振

もちろん、地域によると思うのですが、少なくとも関東圏では

建売住宅が全く売れていません。

昨日聞いた話では、価格によってお客様が切られていますね。

アッパー層は、これまで大手HMを購入していた方々がいました。

現在は、1棟4,500万円以上で購入できる層ですね。土地合せて

最低でも6,000万円のローンを組める方々です。

年収はご夫婦で、1,000万円は必要でしょうね。

次に、600から800万円層で、ここが3,000万円前後の建物で

4,500万円までのローンを組みます。

その下が、400万円層で、ローンは3,000万円ですが、親の援助を

得てギリギリという方々でしたが、現在この層が建売を買わなく

なっています。また、在庫はともかく新規物件は建物の価格が

上がっているので、分譲業者も値上げをするか、建物を小さくする

かのいずれかを選択しています。

でも、それだと賃貸で良いということで積極的に動かない人が

増えています。

因みに、建物3,000万円ぐらいの会社は、競合が減っておいしいと

おっしゃっていました。契約率が何も変えていないのに上がったと

いうことですね。

なので、建売の着工数も異変が起き始めているということでした。

このあたりは、今後も注視が必要ですね。

Posted by mx-eng