不味いぞクリエイト礼文 Vol.2849_2024/5/22
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2849 2024年5月22日号
おはようございます。
みなとです。
今日は松尾和也先生のエコ住宅講座の5回目でした。
このプランニングのプロセス結構好きです。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
不味いぞクリエイト礼文
このニュースご存じでしょうか?
国土交通省の通達は、昨年の12月ですね。
https://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000986.html
クリエイト礼文の住宅2822棟で発覚した屋根裏の「一部施工不備」
ということですが、後追いの記事でダイヤモンドが現状を報告して
います。どうも集団訴訟になりそうな感じだそうです。
https://diamond.jp/articles/-/343796
そもそもの発端は、屋根裏の妻の裏側の防火ですね。切妻で三角形や
方形の屋根でも、小屋裏の垂直な壁部分はウレタンなどの場合は内側
の石膏ボードを張らないといけないのです。
これは、構造用合板がEXハイパーなどであれば不要になる場合も
あるはずですが。
是正工事は安くしても1棟あたり30万円くらいかかりますので、
約3千棟で10億円かかりますね。
ダイヤモンドが記事にしたので、新たに思い起こされますし、
対応が悪いと書かれると契約もためらわれますね。
クリエイト礼文は、FCの本部もやっていてユニテハウスという
そうです。数年前に船井などのコンサルが販売していた気がします。
調べると2010年からFC事業を始めているみたいですね。
このFCでも同様な問題の可能性があるそうです。
センチュリー21系の不動産からのスタートだと思いますので、
工務店というよりも、不動産屋さんとしての販売手法だったのかな
と想像されます。ただし、実際のところは解りません。
このように棟数が多いところは、施工不良を行うと影響が大きい
ので問題ですね。
もちろん検査を通していた自治体の問題でもありますから、是正
工事を急いで欲しいところですが。
この小屋裏の防火に関してはレオパレス21を思いだします。
あちらはコストダウンのために、賃貸の居室の間の壁そのものを
小屋裏部分で省略していたともっと悪質ですが。
私としては、単純にこのような施工不良が起こるのは、技術よりも
営業が強い会社にありがちだと思うのですが実際はどうなのでしょうか。
このダイヤモンドの記事も有料の記事なので全文は今読めなくなっていますが。
