無垢材至上主義 Vol.2847_2024/5/20

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2847 2024年5月20日号

おはようございます。

みなとです。

昨日はF1のエミリア・ロマーニャグランプリでした。

このサーキットはアイルトンセナが亡くなったサーキットで

彼の没後30年と言うことで、ドライバーがセナにちなんだ

ヘルメットやシャツなどを着てイベントがあったようですね。

しかも、そのTシャツが盗まれたとか、そんなことあるんですかね。

セナ本人を知る解説者は、ちょっと神格化されすぎていると

おっしゃっていましたね。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。

よろしくお願いいたします。

無垢材至上主義

ちょっと気になる映像を見たので、この話題を話したいと思います。

無垢材と集成材のどちらが良いのか?という問題です。

会社によっては無垢しか使わないという会社があって、梁もドライ

ビームではなく、無垢の梁しか使いませんという徹底ぶりの会社も

あり、柱は無垢だけど、梁はドライビームは使うという会社まで

同じ無垢信仰でもレベルが違いますね。

当社は、構造に関して情報提供できるほど構造は詳しくありませんが

無垢材に関しての信頼感には、2つの疑問があるのです。

1つ目は、海外ではそんな物ないので、あくまで在来工法だけの話で、

CLTは全部集成材です。作り方は違いますし、柱と壁は違うとおっしゃる

かもしれませんが、CLTはそもそも20年ぐらいしか歴史がありません。

それでも、これだけ使われているのを見ると問題があまりないよう

に見えます。

2つ目は、JAS材は、国産材のうち精々10%ぐらい。そして、無垢材の

ほとんどが無等級材です。無等級だから悪い物だというわけでは

ありませんが、ヤング率など所定のレベルに達していない材料も

多いんです。

無垢材だから丈夫とか、寿命が長いというのはあまり関係ない様にも

見えるんですけどね。

実際はどうなのか?今度東大の青木先生に聞いてみます。

Posted by mx-eng