【参考図書】図解 木造住宅トラブルワースト20+3 Vol.2831_2024/5/4
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2831 2024年5月4日号
おはようございます。
みなとです。
昨日は1日栃木の益子に行っていました。
益子では年卯も卯も回陶器市が行われています。
あまりに人が多いので、全国から多くの陶器関係者が
出店しています。愛知や都内からも参加されているようでした。
知り合いにはあまり会わないのですが、東京大学の農学部の
青木准教授にばったり会いました。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
【参考図書】図解 木造住宅トラブルワースト20+3
今週の参考図書は、『図解 木造住宅トラブルワースト20+3
「雨漏り事故」「構造事故」の事例から学ぶ原因と対策』です。
(アマゾンで購入はこちらからhttps://amzn.to/3QwrYU5)
この書籍は、先日日系アーキテクチャーの編集部によって出版された
木造住宅のトラブル集です。JIOさんの全面協力で出版されています、
みんなの研究所の堤さんや、ハウゼコの神戸社長、松尾先生などが
推薦されています。
僕も買ったのですがまだ届かないので、堤さんの推薦文を一部抜粋して
載せておきます。
サブタイトルに"「雨漏り事故」と「構造事故」の事例から学ぶ原因と対策"
とある通り、およそ住宅で起こりうる、タイトルに関連する「設計・施工が
原因の事故事例」のパターンはほとんど網羅されているのではないでしょうか。
大まかな章伊達は以下の通りです。
第1章 サクッと分かる住宅かし保険
第2章 雨水侵入箇所ワースト20
第3章 構造事故ワースト3
第4章 保険事故16事例に学ぶ
第5章 雨漏りを防ぐ標準仕様37選
という構成で、
その中でも圧巻は第4章、各事例ごとに実際に掛かった修補費用が「607万円」
「622万円」「420万円」のように明記されています。
事故事例を引き起こした原因と結果の深刻さが金額でも伝わってくるので俄然、
現実味を帯びてきますし、ある意味警鐘としても効果大となるわけで、
「さすがJIO !」と唸りました。
書籍全体のレイアウトも、ほとんどが2ページ見開き~4ページ程度までの
分量ですが、カラー図表(特に写真)が多く掲載され、どこから読んでも
参考になる構成です。
個人的には、多くの事例が(知識不足やメーカーマニュアルの無視は論外
として)各社の仕様書、マニュアルには明記されていない・出てこない
「グレーな範囲」から起こっている印象も強く、こういう貴重な事例紹介から
逆に自社の仕様を見直すきっかけとなる資料とすべきでは、とも感じます。
これは、買って読んでみてください。必ず役に立ちます。
