行政の限界 Vol.2772_2024/3/6
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2772 2024年3月6日号
おはようございます。
みなとです。
能登に行ってきました。なんと今日も行くんですが。
遅いのですが、少しずつ瓦礫の撤去が始まりました。
瓦礫の一次置き場が狭いので心配ですけれども。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
行政の限界
金沢に来るとローカルの新聞を読む事が多いのですが、
今回の震災の事も特集してくれています。
何だか行政が遅いという事をおっしゃる方がいます。
自衛隊の方々ははじめから、かなり全力でサポートして
くれていますし、ヘリもかなり飛ばしています。
特に今回のように道路が寸断されている状況では、物資輸送の
半分以上を陸上ではなくヘリが行いました。
ただし、ヘリで運べるのは人か、物でしかないので、重機の
様な重い物は運べません。
また、水道も未だに輪島の多くでは繋がっていないのですが
少しずつ回復してきています。
3月には瓦礫の撤去も始まったそうです。
東日本大震災の時は、完全に基礎がなくなるまで3年ほど
かかりました。瓦礫撤去は2年はかかります。
どうも、政府批判をする材料に震災対応が遅い事を使いたい
方がいらっしゃいます。
ですが、直接の震災対策は地方自治体が担っていますので
被災者でもある彼らを批判できるのは、個人的には被災者
だけなのかなと思います。
これからも膨大な仕事量が待っていますので、これからも
行政の応援をしていきたいと思います。
ただし、行政には限界があります。
私権に関わることは何もできないので、解体を公費でできるか?
といえば、危険の無い建物の解体はできないようですね。
撤去はできるようですが。
4月からは数百名の解体チームが被災地に入りますが、このあたりの
線引きが難しい所ですね。
いずれにしても、今回ご参加できなかった方も車で被災地は
来れますので、1度3月中に見に来てください。
その時には寄付もお忘れ無く。
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/suitou/gienkinr0601.html
もし、被災地訪問希望される方はご連絡ください。
