【リノベ塾】性能向上リノベの限界 Vol.2727_2024/1/21
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2727 2024年1月21日号
おはようございます。
みなとです。
昨日は、北関東の工務店さんとお話させていただきました。
人口が最低10万人は工務店の商圏として無いと厳しいのでは
というお話でしたね。
なんとなく理解できますね。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
【リノベ塾】性能向上リノベの限界
性能向上リノベが今後くるといわれています。
性能向上リノベは、工務店しか出来ません、というのは
構造を理解していないといけない事と、断熱のことを
ある程度知っていないといけないからです。
ただし、費用がかかりますよね。
構造を大幅に強化するだけで、スケルトンにして構造用
合板を張る、基礎を補強するのに、添え基礎なんてやると
かなり費用がかかります。
ということで、解体+構造で原価が300万円では厳しい
でしょう。それに断熱、サッシ交換で原価250万円です
から、全体で原価が600万円。
それに、外装をやって、内観をきちんとすると原価で
1100万円は必要です。
売値で、1600万円が下限でしょうね。
今回の能登半島沖地震で、500万円でその前の震度6強で
リノベをした住宅が倒壊したというニュースがありましたが
500~800万円ではお化粧リフォームが精一杯です。
しかも住宅ローンが使えないので、リフォームローンだと
金額もそうですが、期間が短いので高額になりますし
所得がそこそこ無いと、性能向上リノベも出来ない時代に
なってきましたね。
今は補助金がある程度有りますが、それもいつまででるのか?
と考えると国民の所得向上が急務ですね。
