【参考図書】 超コスパのいい家のつくり方 Vol.2705_2023/12/30

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2705 2023年12月30日号

おはようございます。

みなとです。

穏やかな日々が続きますね。

年末は自宅にいます。

今日は最後の掃除をしようと思っています。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。

よろしくお願いいたします。

【参考図書】 超コスパのいい家のつくり方

今年最後の参考図書は、これにしました。

『超コスパのいい家のつくり方』

(アマゾンでの購入はこちらからhttps://amzn.to/48fGxlJ)

この書籍は、2021年、つまり2年前の12月に発売された書籍です。

著者は、東京の工務店の社長で酒井さんとおっしゃいます。

内容は、コスパよく家を建てるコツみたいな事が書かれています。

オーソドックスでの、今までいわれてきたことがそのまま

書かれているだけですが、コツがここからわかります。

要するに飛び道具なんてないってこと。

安く作ろうと思ったら、階高はなるべく低く、矩計を毎回

変えずに標準化する。

建材は、コスパ重視で考える。

収まりも、建物ごとには変えないこと。

ただし、シンプルにする。回り縁はなくす方向で、巾木も

ない方がおしゃれ。

これを実現するために、収まりを検討する。

照明をとことん研究すると、安く照明までできます。

金物も沢山の種類を使わない。

なるべく少ない人数で運営する。

プランを営業マンに書かせない。書かせると設計条件を平気で

変えます。

断熱性能もG2 が標準で、沢山の種類を作らない。

耐震性能も同じです。この方は耐震等級3が標準です。

僕は、設計者のポリシーが耐震等級3ならそれでいいですが、

お客様が極端にコスト寄りだと、耐震等級2でも、良いと思います。

評判を良くするのであれば、パッシブ設計を取り入れるべきですが

それは、工務店のポリシーですかね。

この本に書かれていないので、エアコンの台数ですが、

エアコンの台数は2台で、冷暖房それぞれ1台で行うとコスパが

良くなります。

いずれにしても、小さいことを馬鹿にせずコツコツやるって事が

最終的に安い住宅を建てることになるって話が延々と書かれて

います。

是非、年明けに買って読んでみてくださいね。

Posted by mx-eng