建築物省エネ法に基づく建築物の販売・賃貸時の省エネ性能表示制度 Vol.2666_2023/11/21

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2666 2023年11月21日号

おはようございます。

みなとです。

昨日は、メタルジョイント工法の防火認定試験の日でした。

GW外張りに、金属外装でトライしました。

感想は、GWの付加断熱は圧倒的に強いですね。

0.3ミリぐらいのペラペラの金属板でも問題なく30分クリア

しました。

金属板が飴のようにテロテロになっていたのですが、GWが

耐えきりました。

ちなみに、充填断熱材は何でもOKです。

これで、窯業系サイディング、木質外装、金属外装で30分が

使えます。もちろん大臣免許はまだ先ですが。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。

よろしくお願いいたします。

建築物省エネ法に基づく建築物の販売・賃貸時の省エネ性能表示制度

来年の4月から省エネ性能表示制度が始まります。

これは、これまでBELSなどで行っていた、建物の性能表示を

拡張して行うという事になっています。

詳しくは、ここに書いてありますので、DLして読んでくださいね。

9月に発表されていたのですが、紹介しそびれていました。

https://www.mlit.go.jp/shoene-label/images/guideline_gaiyou.pdf

読むと解りますが、BELSは認定費用が掛かりますので、自主判定でも

良いのですが、いずれにしても建物の断熱性能を来年以降の

全ての新築物件に付けないといけません。

まあ、当然ですが、そうすると性能がパッと解るのです。

であれば、性能が低い建物よりも、高い建物の方が売れるんじゃ

無いかなと思います。

特に、賃貸物件なども表示可能になりますので、性能が高い方が

どう転んでも入居率が高くなります。

人間というのは、目に見えないとなんとなく納得しますが、

目に見えるようになると気になって仕方が無いという状態に

なります。

今後は、やっぱり性能重視の家づくりにならざるを得ないと

思っています。

ただし、国土交通省が気にしているのは、UA値と冷房時の

日射取得率のηAH値のみ。

本当は暖房時の日射取得の方がよほど大切ですが、隣地の状況も

あって数値化は難しいのですがね。

でも、まずは前進です。現行制度の不備はそのうちただしましょう。

Posted by mx-eng