木材防腐処理 Vol.2654_2023/11/9

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2654 2023年11月9日号

おはようございます。

みなとです。

昨日は、赤澤塾の質問コーナーに参加のあとに、

南九州に移動してきました。

今日は付加断熱に関してのご相談に来ました。

明日は、なんと防火試験が横浜であるので帰らないと。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。

よろしくお願いいたします。

木材防腐処理

ザイエンスさんが来られてので、

木材防腐処理についていろいろ伺いました。

まずは、木材防腐のカテゴリーには、

JAS(つまり農水省)の定めるK1~5までの規格と、

住木センター(公益財団法人日本住宅・木材技術センター)の

定めるAQ1~3という2つの基準があります。

これは、JAS材がそんなにこの世に存在しない様に、

K1~5というのは基準がありますが、

これを認定するのは、大変みたいですね。

しかも、JASなので農水省対応になります。

なので、昭和63年から国土交通省が主体の

住木センターが認定するAQ1~3が認定されています。

これがややこしいのが、K5が一番強いのですが、

AQは1が一番上です。

K2=AQ3 K3=AQ2 K4=AQ1になります。

K1は弱すぎて、K5は強すぎるので、

木造建築には使えないという判断です。

ちなみに。通気のない外壁で、劣化等級3を

取るためには、K3 相当の性能が必要です。

ので、AQ2 でも良いということになります。

なお、木材防腐の世界でこれを対応できるのは以下の4社です。

コシイプレザービング(大阪) (https://www.koshii.com/

ザイエンス(東京)(https://www.xyence.co.jp/

大日本木材防腐(名古屋)(https://www.xyence.co.jp/

兼松サステック(東京) (https://www.ksustech.co.jp/whm/

小さい会社はもっとあるそうですけれども。

彼らは、直接取引はあまりやっていないので、

プレカット屋さんをどう抱えるか?というのが問題らしいので、

プレカット屋さんに相談してみてください。

Posted by mx-eng