インボイス制度 Vol.2584_2023/8/31
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2584 2023年8月31日号
おはようございます。
みなとです。
当社の決算がようやくまとまりました。
今年はなんだか例年よりもゆっくりになりましたが、
数字はまとまりました。
数字的な部分は、そんなに業績が良いわけでは
ないとしかいえないですが、ご興味があれば
10月には帝国データバンクには掲載
されると思います。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
インボイス制度
もう、経営者の皆さんは散々聞かれていると思いますが、
10月からいよいよ始まります。
会社組織は全く問題がありません。
また、年商1千万円の業者も特に問題はないのですが、
問題は年商1千万円以下の個人事業主ですね。
これに対する消費税の財集を上げるために、
今回のインボイス制度は考えられていますので、
納税している業者としていない業者の不公平感を
取り除くとしては、良いとは思いますが、
嬉しいのは税理士ばかりでしょうか。
考え方としたら、納税業者以外を使うと費用は、
法人前の損金にはなるけれども、消費税では
人件費と同じく費用には参入できないと言うことです。
これまでは人件費と経常利益の合計の10%程度を
消費税として払って居ましたが、今後は人件費と経常利益に加えて、
対象外の業者の費用が
消費税の対象になります。
例えば、お掃除の個人事業主に月に8万円
払っていたとすると、年間に96万円ですから、
年間で9.6万円程度消費税が増えます。
結構大きな金額ですよね。
領収書も一斉に変わるでしょうね。
今後旅費精算などで大きな混乱が起きるのでは
ないかな?と思います。
とりあえず、直ぐに業者を切れない人のために、移行期間で3年は
80%、更に3年は50%の控除が認められているので、先ほどの例では
年間9.6万円消費税が増えるところ、3年は3万円ほど増えるだけ
なんですが。
いよいよスタートまで1ヶ月になりました。
3月決算は混乱するでしょうね。
