【参考図書】 脱炭素の論点 Vol.2516_2023/6/24
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2516 2023年6月24日号
おはようございます。
みなとです。
あっという間に6月も最終土曜日です。
当社は6月決算なので咲いても笑っても来週で今季終了です。
でも、ミラフォームの引き合いが多いですね。
ありがとうございます。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
【参考図書】 脱炭素の論点
今週の参考図書は、『最新図説 脱炭素の論点 2023-2024』です。
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この書籍は、松尾設計室の松尾和也先生が大推薦の書籍です。
内容的には、地球温暖化の実態と、各国の取り組み、
更に、脱炭素に関わる政策や実際などが、
かなり細かく書かれています。
この本は世界200カ国のうちパリ議定書を
批准している国々全体の趨勢がまとめられています。
数多くのデータ、グラフのオンパレードで、
日本は再生可能エネルギーにおいて大きなポテンシャルがあるのに、
まだまだ活かしきれていない点なども見て取れます。
ヨーロッパでは地域でお金が回り始めているが、
日本では地域でお金が回っていない。
知己によっては、火力発電よりも再生可能エネルギーの
ほうがコストが安くなってきている実例も見られます。
そして自国でエネルギーを生産できることから
安全保障面でも優れている事が解ります。
電気自動車は燃料電池自動車よりも圧倒的に
省エネであることも理解できるでしょう。
今後本格的に導入される炭素税なども
各国の取り組みが書かれています。
1tあたりの炭素税が3,000円~1,6000円くらいが
多いですが、日本は289円です。
圧倒的に少ないですね。
日本の経営者、企業幹部や環境関連部署に
お努めの方はこの本は「絶対に!」読んでおく
必要があると思います。
ちょっと厚いので積んでおくにも良いと思います。
