【参考図書】既存住宅の省エネ改修ガイドライン Vol.2488_2023/5/27

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2488 2023年5月27日号

おはようございます。

みなとです。

昨日は、久しぶりに坂本雄三先生と食事をしました。

もっと久しぶりに、京大の五十田先生と東大の青木先生

もいらしてとても豪華な感じでした。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。

よろしくお願いいたします。

【参考図書】既存住宅の省エネ改修ガイドライン

今日の参考図書は、『既存住宅の省エネ改修ガイドライン』です。

この書籍はアマゾンでは販売されていません。

ちょうど先日JBNからの案内があったので、

参考にと思って引用します。

JBNのご案内はここから

https://www.jbn-support.jp/jbn_system/wp-content/uploads/2023/05/2964182800799973a0482cb794af8a2a.pdf

もちろん、当社にはこのガイドラインが

社内にありましたので、ちょっと覗いてみました。

このガイドラインは、2010年に作成されたもので、

作成者に坂本雄三先生や岩前篤先生、前先生などの

お名前も登場します。

でも、中身はよくわからない人が読むと、

あまりの今との違いに卒倒しそうになります。

まず、外皮性能がQ値です。

そして、C値が恐ろしく低いんです。

実際の改修例で、既存の住宅のC値が20ぐらい

あったものを、2ぐらいにしましたと書かれています。

当時は、断熱基準にC値がありましたが、

北海道だけで2だったと思います。

現在は、0.6以下なら合格みたいな流れが

ありますので、隔世の感がありますね。

Q値も2.7で断熱等級4でしたから、回収後に

1.4ぐらいにして、今のUA値0.4前後の

断熱等級6ぐらいでしょうか。

ただし、Q値にはマジックがあって

熱交換型換気システムを入れると数値が急に良くなります。

Q値は冷暖房負荷の簡易計算に使えるので

便利ではありますけどね。

さて、この講義はマツナガという会社の代表が

解説をされるそうですが、マツナガさんは、

都内でセルロースファイバーの施工と2種換気などの

部材を販売している会社です。

個人的にはどんな話をされるのか興味がありますが、

今の時流にあった話になるのでしょうか?

そこは、解らないですね。

Posted by 橋本