解体費急上昇 Vol.2231_2022/9/14
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2231 2022年9月14日号
おはようございます。
みなとです。
アスベスト関連法案で、かなりコストアップしていますね。
この辺りが今後鍵になってきそうです。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
解体費急上昇
今年の4月からアスベストの運用が厳格化しましたが、
その影響が色々出てきています。
先日、Facebookに投稿された内容は、こんな感じです。
今回解体するのは築43年ほど、延べ面積122m2くらいの
2階建て木造戸建て。調査分析したら、見事、
外壁吹き付け塗装にアスベストが含有していました。
複数社に見積もりを取ったところ、
解体+アスベスト除去が、240万+300万=540万、
265万+175万=440万、206万+130万=336万など。
実に200万円もの開きが出ました。
あーー、アスベスト除去だけで車が買えてしまうじゃないか。
でも、120平米の木造の解体に300万円超えですか。
ほんの2年前まで、重機の解体だと100万円
切っていたことを考えると、3倍ですね。
今後は、解体費用は350~450万円ぐらい
見込まないといけないのでしょうか。
2006年以降の建物には、アスベストが
あまり含まれていないので、
報告義務もないのですが,それ以前の
建物はもれなく付いています。
これまでは、古家付きは、解体費が100万円ぐらい
でしたが、今後は解体費が400万円ぐらい見ないといけません。
それで無いと工務店さんが
かぶることになりますから要注意です。
念のためですね。
それらか、会社に社用車が5台以上有ると、
アルコール検知機の取り付けが義務化されます。
これも厄介な規制ですね。