太陽光パネルの事故率 Vol.2198_2022/8/12
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2198 2022年8月12日号
おはようございます。
みなとです。
お盆休みが始まって、凄い渋滞でしたね。
いつものことですが、久しぶりに活気のあるお盆ですね。
僕はといえば、決算の準備で打ち合わせでした。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
太陽光パネルの事故率
先日来なぜか太陽光パネルについて批判的なTwitterでの攻撃を受けていまして、
それに反論するためにちょっと調べてみました。
その方の主張は、太陽光パネルは発火の危険が大きいから、
勧めるのであれば責任を取れというものです。
記憶に新しいのは、埼玉のプラスという文房具と通販会社の倉庫の火災です。
2019年に発生した火災は、1週間ほど燃え続けて、倉庫は全焼。
火災の鎮火を妨げたのは、太陽光パネルの発電でした。
パネルに放電すると、パネルに貯まって電気がホースの水を伝って、
消防士を感電させるため、倉庫の上部からの放水ができませんでした。
そのため、通常数時間で鎮火できるところを倉庫が燃え尽きるまで、
火が燃え続けてしまったのです。
そういうリスクには、一応消防署では、ゴムの長靴と手袋で完全に
水から絶縁を取って、更に霧状の放水で感電の危険を抑えているようです。
で、問題のパネル火災なのですが、現在約300万世帯に載っている太陽光パネルで、
年間に10~15件のパネルが焼ける火災が発生しています。
ほとんどの原因が、施工ミスなどですが、屋根が燃えるだけなので、
全焼という事例もあまりありません。
年間に4万件弱ある火災のうち10件前後なので、
充分に小さいリスクなので安心しました。
また、火災よりも突風によるパネルの悲惨が問題なんだとか、
機会があったら被害件数を調べてみたいと思います。
結局、火災のリスクは、ジャンボ宝くじで100万円当たる確率よりも
低いぐらいだそうですから。まず見かけないかなと。
それにしても、Twitterで太陽光パネルを勧めたら責任を取れととても乱暴なことをおっしゃるので、まともに相手をする事を止めています。
世の中にはいろんな方がいるなと思いました。
