集成材値下がり Vol.2189_2022/8/3
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2189 2022年8月3日号
おはようございます。
みなとです。
建材の値段が下がり始めます。
これはこれでいい傾向です。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
集成材値下がり
先日の当社のニュースレターには書きましたが、
シカゴの木材先物市場は安定的に値下がりしています。
(下記のページで、期間を5年にしてみてください。)
その結果として、輸入材の下落でいよいよ
日本市場が軟調になってきました。
日経に出たので、プレカット屋さんに
これどうなっているの?と聞いてみてください。
シカゴでは、400ドル⇒1600ドル⇒500ドル⇒1300ドル⇒500ドルと
Wトップをつけてさげて来たので、
まあ、この傾向がしばらく続くでしょう。
国内に関しては、上記の日経の記事では、
『木材市況も落ち着いてきた。集成材は指標となる
集成平角(4メートル×10・5センチ×30センチ)は
東京地区の流通価格が1立方メートル14万円(中心値)。
2021年10月より15万円で高止まりしていたが、
20年7月以来の下落となった。』ということですから、
2020年の年末の平米5万円に比べると
まだまだ3倍近い高値です。
すぐには下がらないですが、中国産の産陽樹合板も
だぶつき気味ということですから、秋には
ウッドショックに関しては落ち着きを
取り戻すのかな?と考えています。
金属製品、化学製品はまだまだ高いですが、
ウッドショックがこれらに先行していたことを
考えると年末から来年初頭には全て
落ち着くのかな?と思われます。
一旦上がった単価を下げるのは、
かなり大変なんですが情報をつかんで早めに動いてください。
当社もできるだけ抵抗していこうと思っています。