地方再生 Vol.2133_2022/6/8

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2133 2022年6月8日号

おはようございます。

みなとです。

先日は松尾先生の案内で、ユニソンという会社の

大阪市店内に竹原義二さんの作品とその後モリネキという

共同住宅と民間企業とのジョイントベンチャーを見てきました。

大東市の事業らしいですが、面白かったです。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。

よろしくお願いいたします。

地方再生

そのモリネキというのは、大東市の老朽化した

団地だった所を大東市が民間企業と共同で、

賃貸住宅と店舗・事務所に改築していました。

四條畷という、地域は大坂でも東の外れです。

山を越えると奈良県みたいな場所ですね。

担当者がおっしゃっていたのですが、少しデリケートな

場所なので、普通に市営住宅を建てても入居者が

限られるという事でした。

そのままだと周辺の不動産の価値も下がってしまいます。

そこを144戸の公営住宅を、74戸に半減させて、

残ったところに店舗と事務所を作って、

事務所は大阪市の本町という中心地から誘致した事業になります。

建物のほとんどが木造で、最大3階建て。

モダンでかつ安く建てられた集合住宅と

店舗を見学させてもらいました。

関西はデリケートな問題が古くからあるのですが、

それを解決しつつ、雇用も生み出し、

人も動かすという面白い取り組みです。

人口が減ってきているからこそできる事かもしれません。

地方に行くとそのような差別というのは余り感じませんが、

それはそれで1つの社会問題でもあります。

大東市は15万人ぐらいなので、そのぐらいのサイズの

自治体でないとなかなかとりくめないのかもしれませんが、

面白い試みなので是非見に行ってください。

Posted by mx-eng