沖縄の住宅 Vol.2117_2022/5/23
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2117 2022年5月23日号
おはようございます。
みなとです。
新しい週が始まりました。
外断熱がらみの引き合いがとても多くなっていますね。
変な感じがします。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
沖縄の住宅
先日の松尾先生の沖縄でのセミナーは
面白かったのですが、こんな内容でした。
沖縄というのは、本州や九州の気候とは全く違います。
当たり前なんですが。
で、本州で気をつけるのが冬の室温です。
太陽光を取り入れて、夏は遮蔽が大切です。
ところが、沖縄の場合は、湿度を
重きにおいて家を建てないといけません。
また、明かりは必要ですが、直射日光の取り込みは
NGとのいう事で、日射の影響をとことん研究されていました。
結論だけお伝えすると
気密→部屋内でなく、建物の外側に気密ラインの方が良い
断熱⇒最低スタイロ壁25ミリ以上、屋根100ミリ以上
とにかく、部屋や屋根の温度を下げないと不味い
換気⇒除湿の目的で全熱交換型(ロスナイのコスパ最強)
窓⇒オール樹脂でなくても可。気密性・耐風圧重視
除湿⇒エアコン最強、カライエが次善の策
そして
太陽光は、絶対に載せるべき。
ただし、太陽高度から考えると3寸勾配ではなく。
2寸勾配以下がベスト。
屋内に選択を干さない事を重視するため、
乾太くんを大推奨。
という、沖縄の気候風土、それから台風の
頻繁に上陸する事を考えられていました。
GWのバッグ入りは最悪、夏型結露の温床に
なることから、止めた方が良いのだけど、
本州から来ている工務店やハウスメーカは、
やっているだろうから危険だなということでした。
カビは湿度70%、腐朽菌は湿度85%で活発に動くので、
ビニールクロスも本当に良くないという事でしたね。
透湿性のあるクロスか塗り壁を勧めるとのことでした。
あと、除湿はエアコンの台数が少ない方が
沢山除湿できるので、各部屋に取り付けるのではなく、
1台で分配した方が良いのでは?とのことでしたね。
参考になれば幸いです。
この辺りは、来週のセミナーではやりませんが、
このセミナーを受けてもらえるとかなり理解できますよ。