日本建築検査研究所 Vol.2105_2022/5/11

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2105 2022年5月11日号

おはようございます。

みなとです。

今日は松尾先生のリアルセミナーがあります。

色々とこのセミナーは勉強になります。

ありがたいです。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。

よろしくお願いいたします。

日本建築検査研究所

大変お世話になった工務店さんが、この会社の

ターゲットになって、大きな話題になっています。

この組織は、建築士が施主を通じて収益を最大化する様です。

つまり、過大な損害賠償をふっかけてきます。

そして、それに応じないと裁判になるという形です。

松尾先生が匠法律事務所さんに確認したところ、

匠さんも過去に数件ほど裁判になって

なかなか勝てなかったということです。

彼らと戦って良いことはあまりないという話です。

お客様の利益のためというよりも、自社のために

徹底的なあら探しをする様ですね。

大手のチェックシステムでもなかなか裁判をやっても

勝てない所を見ると、本当に普通の工務店だと

かなり厳しいといわざるを得ません。

その結果として、お客様が勝訴しても施主に

支払われた費用の50%程度を成功報酬として

取っていきますので、施主も修繕ができない

ということになって、結果的に施主も救われません。

この組織には、不満を持った施主が相談に行く事でしか、

皆さんが出会うことはありません。

つまり、トラブルで施主が皆さんの反応に

不満がたまって、建築系のセカンドオピニオンに

聞きに行った先に待ち構えているのがこの手の組織です。

しかも、単に裁判ならまだしも、冒頭の件は

YOUTUBEに映像を公開して、

公開処刑のような有様です。

もちろん、訴えられた会社も良くない点はあったと

思いますが、工務店の言い分などは一顧だにされません。

お客様も不幸になり、皆さんはもっと不幸になりますので、

この手の争いには勝者は彼らだけです。

ということで、この手の組織が登場しないように、

不満を持ったお客様の対応は

きちんと徹底的にやるしかないですね。

Posted by mx-eng