コストアップ時代の考え方 Vol.2014_2022/2/9
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2014 2022年2月9日号
おはようございます。
みなとです。
先日北海道の工務店さんに聞いたら、
実行予算は1棟600万円上がったという事でした。
売値1000万円上げないと死んじゃいますね。
コストダウンで対応したとのことでした。
今日はそんな話です。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
コストアップ時代の考え方
このところのコストUPで、やはり高い物は
売りにくくなるのかなと持っています。
そこで、ちょっと考えてみました。
現在の価格帯で、住宅ローンの増額とか、
再審査がかなり増えているみたいです。
大手さんの場合は、1000万円ぐらい
上がってきているみたいですね。
そんな時には、工務店の出番だと思うのです。
住友林業、三井ホームなど大手でも高いところは、
住宅ローンが組めないというお客様が続出中です。
ちなみに、今後は建売も値上がりすると考えられるので、
もうローコストは成り立ちません。
価格が落ち着くということはないと考えるのが妥当ですね。
というのは世界中インフレになって
物価が上がっているこのご時世、
日本だけが低価格デイジは難しい情勢です。
これに対応するためには、為替を円高に向けるのが
一番なんですが、輸出産業のためにそれもできません。
1ドル90~95円だと、今から輸入物価が3割下がります。
本来はそうすべきですが、そのためには金利を
上げないといけません。
それはできない情勢ですので、そうなると、
やれることはターゲット層の変更か、
コストダウンしか有りません。
層の変更はブランディングと商品を買える
コストダウンはやれることは、
高い物を外す+サイズを小さくする
これしか有りません。
このあたりは、どちらで攻めるかは考えないと行けませんね。
このあたりをいろいろ考えています。