義理人情 Vol.1965_2021/12/22

工務店の義理人情

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1965 2021年12月22日号

おはようございます。
みなとです。
今日は今年最後の忘年会です。
といっても、プライベートは26日
にもあるんですけどね。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

義理人情

僕が工務店の業界が好きなのは、
この義理人情があるからなんです。

これまでの人生では、小売りという
ビジネスをやったことがありません。

はじめは、製菓製パンの機械販売でした。
それから、鉄鋼商社に移って、
海外駐在とかもさせてもらいました。

そして、今のこの商売をさせてもらっているのですが、
全部BtoBです。
お客様が企業ということになります。

商社時代は、上場企業やその子会社が多かったのですが、
製菓製パンの機械の時と、今は圧倒的に小さい企業がお客様です。
このビジネスの良いところは、社長の顔が見える
というところで、本当に数多くの社長に助けてもらっています。

でも、たまに入ってくるコンサルとか、
売り逃げる業者がいたりしますよね。
ナックさんも一世を風靡しましたが、
今現在はすっかり下火になっちゃいましたよね。

ということで、何が言いたいかというと、
皆さんも同じだと思うのですが、沢山稼ぐ、
儲けるということよりも、しっかりした信頼感のある
ビジネスをする方が100倍大切で、その結果として
今後10年、20年とビジネスを続けられる方が
よほど成功だと思っています。

個人的に好きな言葉は、宮本輝という作家の小説で、
タイトルは忘れましたが、こんな台詞があります。
『光の当たる場所を追いかけ続けていたけれど、
そこにたどり着いたらもう光が陰っていた。
結局、1つのことをじっくりと取り組んで、
光が当たるのを待っていた方が正しい生き方だった。』
これは宮本輝のお父さんの生き方だと
書かれていたように思います。

どうもこの人生で金持ちになるのは難しいかも
しれませんが、皆さんに恵まれた事は
感謝しかないと思っています。

なんだか経営には役に立たない文章になりましたが
偽らざる今の気持ちです。
また、明日もよろしくお願いします。

Posted by mx-eng