北海道仕様 Vol.1950_2021/12/07

北海道の住宅

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1950 2021年12月7日号

おはようございます。
みなとです。
12月になって、連日飲んでおりまして、そろそろ疲れてきたのです。
なので、今日はのんびりしたいですね。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

北海道仕様

昨日は北海道の工務店さんと話をしました。

そこで、実際の北海道の住宅事情について話をしました。

我々本州の工務店は、最近断熱等級4が7になる可能性があるので、
いろいろ情報収集をしていますが、このような現象がおよそ20年前に
あったそうです。

北海道といえば、200ミリ断熱、300ミリ断熱が当たり前だ
ということになっていますが、
実際は20年ほど前から付加断熱が普及し始めたということです。

ただし、未だに主流は4等級かそれ以下の、普通にペアサッシに
GWを100ミリ、天井に150~200ミリのGWという分譲住宅仕様。
注文でもそんな仕様をよく見かけるそうです。

しかも札幌の地価が上がりすぎて、周辺部もどんどんベッドタウン化して、
建物のサイズがどんどん小さくなっているという札幌周辺の事情を
教えてもらいました。

札幌まで来るまで30分の土地が坪8万円だったので、
まあそれが15万円になっても仕方が無いのかなとは思いますが。

断熱の仕様は未だに外張りが半分無いと思うということで、
であれば全然本州の温熱に気を配っている会社の方が性能は良さそうです。

ただし、400ミリ断熱をやっている工務店もチラホラあるということで
2極化というか、商品ラインナップも幅が広くなっているなと思います。

ただし、4等級ぐらいでも真冬の室温を25度設定にしてTシャツで過ごす
というのは本堂らしく、性能が低いと光熱費をかけてもその環境にする
というのが、ちょっと感覚が違うなと思った次第です。

お客様はやっぱり光熱費に関しては家とは関係ないと思っているので、
その辺りをしっかり教育したら性能の良い家を選んでもらえそうだなと
思って聞いていました。

もちろん賢い人は勝手に調べるんですがね。

Posted by mx-eng