全館空調のお話 Vol.1904_2021/10/22

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1904 2021年10月22日号

おはようございます。
みなとです。
今日は関西に1日います。
セミナーです。
選挙戦が激しくなってきていますね。
情勢は大きく影響はないという感じではありますが。
岸田首相への信任選挙になっていますね。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

全館空調のお話

割と最近多くの工務店が動いているみたいですが、
全館空調って必要ですか?

というのは、一般的な全館空調は小屋裏や
階間に入れるもので、熱交換型換気システムと
アメニティエアコンが組み合わさったものですで、
こんな問題点があります。

1. 高い 最低100万円、一般的には130~150万円かかります。
2. 故障対応が大変
3. 交換が困難、あるいは高い

空調機器って必ず壊れるじゃないですか。
電気機器と住宅の大きな違いは
電気機器は寿命が10年から頑張って15年です。
テレビなんてどんどん寿命が短くなっています。

冷蔵庫も20年前のものってほとんど動いていないですよね。
我が家のエアコンも一番古いもので12年前です。
それより古いエアコンももう故障したりして残っていません。

で、それを35年の住宅ローンで払っているわけですが、
150万円のシステムって20年もつって事ないわけです。
だったら交換の時は何が起こるか予想がつきますよね。

ということは、10年以上経過するといつ壊れたと
言われるか解らないので、壊れたとき
どうするか念のため新築の時に伝えるべきです。

このときに、家電量販店や電気屋ですぐ交換できる。
しかも、電気屋だけで交換できるものにしておかないと、
どんな良いものでも文句は言われると思います。

階間にアメニティエアコンを入れて、
壊れたら床か天井を剥がさないといけないとなると、
大工、クロス屋、電気屋を呼ばないといけません。
見積もりをとると、今150万円のものが
工事費を入れると、200万になったら
お客様は交換してくれるだろうかと疑問に思います。

ということで、個人的にガチガチの全館空調は
よほど年収が高い方以外の提案って
有害なんじゃないかなと思います。

では、どうすれば良いのか?
ってブログを書いてみました。
https://mx-eng.jp/dannetsu_column/aircon1dai/

Posted by mx-eng