【参考図書】安いニッポン Vol.1800_2021/7/10
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1800 2021年7月10号
おはようございます。みなとです。
先日は静岡県に、中古住宅専門店の打ち合わせに行ってきました。
かなり面白い展開になりそうです。
また、ご報告しますね。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
【参考図書】安いニッポン
今週の参考図書は、『安いニッポン』です。
(アマゾンでの購入はこちらからhttps://amzn.to/3AE6cEi)
この書籍は、日本の物価安と世界の水準との
比較を示している書籍になります。
日本というのは、現在世界的に見ても非常に割安な
水準で物価が止まっている事はご存じでしょうか?
これがウッドショックの本来の原因の一つでもあるのです。
これは僕自身が肌感覚として持っていた物を
きちんとしたデータを元に解き明かしている書籍です。
日本は平成5年から7年以降デフレという状態に
なっているのはご存じだと思います。
そのため世帯所得が上がらない現象が起きており、
失われた20年とか、30年といわれたものです。
そして、この低成長は安倍政権、
菅政権で打破するところが進んでいます。
つまり、この30年あまりずーっと低成長で、
所得があがらないという現象が続いているわけです。
その結果として、物価は上がらず、そのために我々の
所得も上がらないという連鎖が続いてきたのです。
そして、30年経って世界は順調に成長していて、
30年前に世界で一番物価が高かった日本が、
世界で一番物価が安い国になりました。
1人あたりGDPが韓国にすら抜かれ、
今はシンガポールの半分ぐらいです。
欧州ではスロベニアあたりの2流国家と
大して変わらない所得になっています。
その結果として皆さんが苦しんでいる
お客様の所得不足です。
ということで、この足りの物価の事をちょっと
勉強して欲しくてこの本を紹介してみました。
面白いので読んでみてください。