コスト感覚 Vol.1762_2021/6/2

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1762 2021年6月2号

おはようございます。みなとです。
このところ金属サイディングに関しての
お問合せというか話が多いです。
北関東の工務店さんは、韓国から金属サイディングを
輸入して平米4000円を切る施工ができたとか。
中国の金属サイディング屋さんからは、
平米1000円以下での材料提供の話もあります。
日本の金属サイディングはとても高いので
いろんな動きがありますね。
紹介できるようになったらお知らせいたします。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

コスト感覚

工務店様のコスト感覚というのはとても
独特だなといつも拝見しております。

というのは、コストにとてもシビアな会社が多いのですが、
その反面、あまり興味が無い社長も多いですよね。

年間に30棟以上やっている事がある、
あるいは一時でも30棟近くいった工務店様は
建材のご自身の地域以外のコストにとても敏感です。

今回先日サイディングに関しての情報提供がありましたが、
この会社はコストもさることながら使っている
材料なども柔軟に対応されています。

外壁材なども、ニチハ、ケイミューなどの大手以外の
材料を使ったり、木材を使ったりして独自色を
出していかないとなかなか高額な受注は取れません。

もちろん、高く取るばかりが住宅ではありませんから、
リーズナブルな住宅を提供していくということも
意味があることだとは思います。

中途半端が一番良くなくて、高い住宅を受注したいと
思っているのに、どこにも新しい所、他社と
違うところが無い住宅会社は、独自色を
どこかで出さないといけません。

それが、オリジナルキッチンだったり、外壁だったり、
内装だったり、断熱だったり、プラン力だったりします。

そして、デザイン力や差別化に強力な武器がない会社は、
どうしてもコスト勝負になります。
その場合は、数千円、数万円のコストに敏感に
ならないといけないんじゃ無いかなと思います。

ですが、安い分譲住宅が沢山生まれてきた現状において、
コストだけではなくコスト+αの組み合わせでの
差別化も重要になってきました。
ですが、何れにしてもコスト感覚を磨くというのは
今後の工務店さんにとっては必要なことかなと思いました。

今度コストの交換会でもやってみます?
興味ある人ありますが?僕が知っている限り圧倒的な
コスト力の工務店さんが数社いらっしゃいますから。

Posted by MXeng