まずは、耐震について Vol.1719_2021/4/20

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1719 2021年4月20号

おはようございます。みなとです。
久しぶりの南九州はやっぱりいいですね。
個人的にはかなり楽しめました。
工務店様とも多分2年ぶりか、3年ぶりに
お話をする方もいらっしゃって懐かしかったです。
今後はこれがすべてZOOMになるとしたら味気ないですね。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

まずは、耐震について

今週は、WEBなどの技術情報の書き方をお伝えしています。 
既にやっているという方も簡単に確認してください。 

耐震に関しては、そんなに難しいと思っていません。 
多くの工務店様がある程度知識があるからです。 

ですが、最低でもこの程度は書いておいて欲しいのです。 

  1.  自社の耐震の考え方
  2. 耐震等級のどのレベルが標準なのか?そして、その理由 
  3.  耐震等級は品確法と許容力度計算で算出する方法の2つあるが、 
    どちらを採用しているのか?そしてその理由 
  4.  その他で気をつけているところ 
     (制震装置、基礎周り、構造材、金物など) 

別にこれ以上のことを書く必要はありませんが、 
逆にこれすら書かれていないとお客様は勝手に 
知らないのか?やっていないのか? 
と判断してしまいます。 

書かない、表現しないという選択をされても構いませんが、 
年収600万円以上のお客様を捨てるという覚悟が必要になります。 

クラスで言えば、日経新聞や朝日新聞などをとっている、 
公務員、教師などの公職の層や、地方のエンジニアなどの 
大卒クラスはこの記述がきちんとないとなかなか難しい時代に 
なってきているというのが印象です。 

逆に、雰囲気で家づくりを考えるマイルドヤンキー層は、 
この記述があってもなくても良いと思います。 

というものの、松尾先生や構造塾の佐藤さんのYOUTUBEを見て、 
『お宅は耐震等級いくつですか?それは品確法ですか? 
許容力度計算ですか?』と聞いてくるようなお客様を 
小賢しいと思う方も多いかもしれません。 

ただ、お客様は絶対に損をしたくないので、 
勉強できる人はどこまでも勉強されると思います。 
その点注意をして欲しいと思います。 

Posted by MXeng