浮き上がる経営者 Vol.1714_2021/4/15
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1714 2021年4月15号
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浮き上がる経営者
松尾先生と懇親会で話をしていたのですが。
最近どうにも調子の悪くなった経営者っていうのは、
社内から浮き上がっていた様な気がする
というようなお話を聞きました。
当社なんかにも言えるんですが、経営者が
色々勉強してやる気を出す、新しいことを
試すというのは、よくあることです。
経営者は、売り上げを上げないといけないですし、
資金繰りを円滑に行いたいですし、多くの経営者は
借金を背負っているので、甘いことは
いってられないのは、僕も同じですから良く解ります。
ですが、従業員は会社なんてどうなってもいいと
思っているわけではなく、ちょっとでも
売り上げを上げて、お客様にも喜んで貰いたいとは
思っているのですが、それをストレートに
表現できなかったり、説明が稚拙だったり、
行動が遅かったりする訳ですね。
そして、経営者はそれらの人々を置き去りに、
どんどん前にいってしまう。
その結果としては、経営者と従業員の
意識の乖離という問題がうまれます。
できる社長ほど、どうしてできないのか?
という思いに駆られて、ついつい声を
荒げたりしてしまいがちです。
ですが、そうやっても結果は全然変わりません。
そんなことで、結果が変わったら経営者の
ほとんどは成功者になっちゃいます。
では、どうすればいいのか?
まずは、従業員が上手くやれないのは、
彼が悪いからではなく、社長の説明が悪いからと、
原因を相手ではなく、自分に求める訳です。
そうすると、社員が素早くやれないのも、
決まりと違う報告やルーティンを行うのも
全部社長のせいになります。
こうなると、社員のことを怒ったり、
叱ったりする事ができなくなります。
だって、自分が悪いんだもの。
あなたが社員が納得できる説明がない、
説明したつもりになっていて相手は理解していない訳です。
そうすると、社員がしくじったときには
こんな言葉が出てきます。
『あ~!自分があのときもっとちゃんと説明して、
理解して貰っていれば』
こうなったら、自分を改善する事になってたとしても、
相手を非難することはできなくなりますからね。
当社はこう考えられるようになって、
社員に大きな声を出す事がかなり減らせましたね。
もっとも、うちの場合は、社長よりも社員が
しっかりしていますから、沢山助けて貰っていますけれども。