【参考図書】人生100年時代の60歳からの家 Vol.1667_2021/2/27

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1667 2021年2月27号

おはようございます。みなとです。
あっという間に、2月も残すところ今日と明日の2日ですね。
この調子で春までいくと、桜ももうすぐだな。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

【参考図書】人生100年時代の60歳からの家

今月の参考図書は、『人生100年時代の60歳からの家』です。
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この書籍は数々の建築系名著を出している
エックスナレッジ社からの出版です。

書かれたのは湯山重行さんという建築家の方
ということになっています。
どうも神奈川県にある設計事務所の方のようです。

基本的には書店で見つけてタイトル買いしました。
中を見ると様々なリノベーションのバリエーションが
書かれていて、費用がこのぐらいと書いてあるので、
これからリノベを考えている人にとっては
使いやすいのかもしれません。

ところが、下記の理由によってちょっと
どうなんだろうと思っています。

  1. 意匠や使い方など、いわゆる設計士が考えるメニューになっている
  2. 断熱と耐震の項目は、数ページ。
    しかも、ほとんどないに等しく、60歳からの家
    というテーマでは不可欠の健康問題にページが割かれていない。
  3. 費用はかかれているが、その妥当性に検証が少ない。

こんなところでしょうね。
著者の湯山先生は『500万円で家を建てる』も書かれており、
比較的経済的な部分に注目する設計士なんだなと思いました。

今後高齢化社会になって60代でも、家を建てる人は
一定数いることを考えてもちょっと
食いいたらない中身になっています。

でも、テーマは面白いので同じテーマでアンサー本を
書いていきたいと思ってしまいました。

Posted by MXeng