遮熱low-eか断熱low-eか? Vol.1658_2021/2/18

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1658 2021年2月18号

おはようございます。みなとです。
今日は赤澤塾です。
赤澤塾はオンライン集客を専門にお伝えしている塾です。
最大で100社を超える規模でしたね。
最近はめっきりオンラインばかりになってしまいましたが、
できればリアルのセミナーをやりたいなと思っております。
でも、もう1会場に80名を超えるような
セミナーはできないかもしれませんね。
どんなセミナーもZOOMでの中継が多くなっちゃいました。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

遮熱low-eか断熱low-eか?

皆さんはペアサッシなんですが、
どちらを使うことが多いでしょうか?

以外に、全部の窓を遮熱low-eにしている
工務店さんが多いのかもしれませんが、
これの正解は松尾和也先生によれば東西北面は、
遮熱low-eで良いのですが、南面だけは
断熱low-eが正解ということです。

理由は、まず冷房と暖房の違いなのですが、
建物のエネルギーで考えると冷房は外気が最大40度を
26度にすればとりあえず快適になります。
この温度差は14度ぐらいです。

暖房は、外気温0度を23度に持ち上げないと
いけないため、温度差は23度とおよそ
1.7倍ぐらいの温度差です。

つまり、冬の方がエネルギーが必要です。

そして、この冬の低温を少しでもあげるのは、
窓からの日射で室温が上がることを期待します。
実際に断熱low-eであれば日射が入ってくる窓は、
真冬で外気温が2度、3度でも日が差している
床面は30度ぐらいになっています。

これが、室温を上げる効果があるので、
UA値を0.4切るレベルに持って行けば、
昼間は暖房が必要なくなる様な構成は充分に可能ですね。
そのための断熱low-eです。

Posted by MXeng