聞く耳　Vol.1592_2020/12/14

★1分で読める！ほぼ日刊MXニュース ★　Vol.1592　2020年12月14号

おはようございます。 みなとです。 
今週と来週で今年の仕事も終わりますね。
先日、都内の工務店さんにお邪魔してきました。
この会社は長期優良が基本仕様だという事ですが、
今年になって、お客様の反応が急速に悪くなったそうです。
それは、4等級が標準では低すぎると
お客様が思っているからかもしれないと
社長がおっしゃっていました。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

聞く耳

以前お世話になっていた桜澤先生が、 
いつも必ずこうおっしゃっていました。 

お客様と話をする時は、お客様の耳を 
開かせるトークが必要です。 

はじめは意味がわからなかったのですが、 
最近ようやく理解し始めてきました。 

工務店の皆さんは本当にレベルが千差万別です。 
頼まれなくても、断熱、温熱、耐震の事を必死に調べてきて、 
どんどん商品力を上げる会社もあります。 

そして、今現在でも温熱と耐震に関しては 
あまり興味が無く、どちらかといえばデザインや素材を 
重視される方もいらっしゃいます。 

どんな社長もお客様のことは熱心に聞かれますし、 
お客様が話す事は、相手がたどたどしくても 
熱心に聞かれる事と思います。 

ですが、我々業者の話となると途端にトーンが 
下がっちゃいますよね。 
ですので、社長様を僕が話をしているとき、 
今割と大切な事をあなたのために伝えているのに、 
多分興味が無いんだろうなと感じる事もよくあります。 

そんな時はおなじ話を何度してもまともに聞いてもらえません。 

まずは、聞く耳を開かせる。 
そのためには、相手の欲を刺激するとか、 
意識をこちらに向ける必要があります。 

そんなときに有効な言葉は、『損をします』なんですよね。 
これは意外に効きますので使ってみてくださいね。