本音の引き出し方 Vol.1586_2020/12/8

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1586 2020年12月8号

おはようございます。 みなとです。 
日曜の勉強会は、7組申し込み。 
6組来場でした。 
中古住宅の買い方講座的なセミナーって 
まだどこもやっていない。 
そして、地方だと余裕で2,000万円以下で 
持ち家が手に入る数少ない手法なので 
これはまだまだいけますね。 

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

本音の引き出し方

勉強会やっていて良いのはお客様の本音が聞けるところです。 

これは、工務店さんだと難しいんですよ。 

理由は、工務店さんはその地域の人だから、 
もしかしたら売り込みされるかもしれないでしょ? 
激しいセールスもあるかもしれないし、 
会社が気に入らないと断っていやな思いも 
したくないじゃないですか。 
断るって結構いやですからね。 

でも、僕なら東京から来たって言っているし、 
細かい事情を話しても大丈夫かなと思うみたいですね。 

なので、年収、職業だけじゃ無くて、どんな会社に行って、 
どんなことを説明されて、良かったこと、 
悪かったことまで話をしてくれる事があります。 

日曜日の午後に来た方は、27歳でご主人が学校の先生。 
本人も仕事をしていて(仕事も聞きましたがここでは割愛)、 
予算は月に10万円のローンまでは組めると言うこと。 

正直新築でもやれるやんって思ったけど、 
そんなのは本人も承知していて、 
でも無駄遣いしたくないんだって。 

本来はご主人の実家を建て替えてという所まで、 
嫁として譲歩したんだけど、義父が死ぬまで 
このままが言いっていわれたので、貸せる、 
あるいは売れる物件で、自分が気に入った 
建物が欲しいって事でした。 
そのうち、旦那の実家は自分のものになるので、 
それを立て替えるか、リノベするかするからだそうです。 

もちろん、2回目、3回目の面談で、本音でここまで 
話ができる営業マンは優秀だと思うけれど、 
これを初対面で頼んでいないのに勝手に話を 
してくれるのは勉強会ならではですよね。 

なぜかというと、素人が絶対に知らないような内容の話を、 
僕がするから、へ~知らなかったという話を聞くと、 
相手はバランスを取ろうとする心理的な状況が生まれるんです。 

GIVE&TAKEみたいな感じですよね。 
なので、親切な工務店は受注が取れるのもそんな理由。 
はじめにGIVEをし続けるから。 

解りますか?お客様はこの人が買うか買わないか、 
そんな事どうでも良いんです。 

何でも良い、親切にしてずーっとGIVEしていれば、 
いい人はGIVEしてくれます。 
なので、当社のセミナーは無料だったりします。 
ニュースレターも1回断熱を買ってくれたら 
ずーっと無料で送っています。 

ずるい人が確実にいて、それを良いことにTAKEばかりする 
工務店の社長もいるけど、商売解っていないなと 
思っていつも見ています。 
今日はちょっとシニカルでしたね。 

何にしても、GIVEをするというのはとても大切。 
お客様が集まってきます。 
そんな事で金儲かるかどうかは、 
社長の才覚ひとつかなと思いますよ。 

ちなみに、うちはまだまだGIVEが足らないらしくて、 
今ひとつ収益力が低いんですね。 
もっと面白い情報をお伝えできるよう頑張ります。 

Posted by MXeng