全館空調を安くつくる Vol.1540_2020/10/23

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1540 2020年10月23号

おはようございます。 みなとです。 
インスタグラムの個別セッションを水曜日にやってきて
デザイン住宅のセミナーを木曜日に行いました。
今週は比較的有料のセミナーが多いです。
この頃はリアルのセミナーよりも
オンラインが多くなっていますね。
インスタのセミナーはまだまだ
オンラインで受けられます。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

全館空調を安くつくる

今後の工務店の差別化は、空調になるのは確実です。
というのは、大手は長期保証と空調を
全面的に売りになっているからです。
この流れは2年以内ぐらいで、全ての住宅を
変えていくのではないかなと思います。

そして、当社としては松尾設計室の松尾和也先生からの
教えを受けつつ、坂本雄三先生のYUCACO研究会に
参加させていただいて、汎用性の高い全館空調を
いろいろ研究しております。

先日は松尾先生の作品としてモリシタアットホームの
モデルハウスを拝見しに行ってきました。
今週には『みかんぐみ』の竹内先生の
空調システムも拝見できました。

どのシステムにも共通しているのは、
エアコンを1台か2台で建物全体を
空調することを目的にしています。
その空調された空気はファンを使って
必要なところに分配されます。

どのシステムもファンでエアを送り届ける事に
違いはありません。
違いは、ファンの風量と台数ですね。
そして、どのシステムも基本的にリターンエアは、
自然で戻す形になっています。
熱交換型換気システムの使用の有無は
各システムで考え方が少し違います。

ただ、どのシステムでもいえるのは、
汎用のファンと壁掛け用の一般的なエアコンが
組み合わされているので、空調部分だけで
40~60万円ぐらいが実行予算になります。

逆にこれ以上高いものを導入する必要は
よほどの高級住宅では無いとバランスが
とれなくなってしまいます。

これらの考え方を第一人者の松尾先生に、
お話しいただくことになりました。
よろしければ、下記からお申し込みください。
11月19日(火)午後1時30分からです。

なお、空調システムの考え方も簡単に触れていただきますが、
このシステムを投入するに当たって、エコ住宅と
呼ばれるパッシブ設計の建物のプランニングが
絶対的に必要になります。
その部分についてはしっかりとお伝えにします。

Posted by MXeng