耐久性への答え Vol.1531_2020/10/14
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1531 2020年10月14号
おはようございます。 みなとです。
今日は隔月でやっている赤澤塾です。
新型コロナウイルスの影響がなかなか抜けきれずに
リアルセミナーがなかなかできません。
今回もオンラインのみになりました。
また、リアルで直接お伝えする
セミナーをやりたいものです。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
耐久性への答え
新建ハウジングで松尾設計室の松尾先生が、
耐久性の連載を始められたと
言うことで読んでみました。
この背景には、大手ハウスメーカーの動向があります。
大手ハウスメーカーは、自然素材をメインに扱えません。
例外的にお願いすればやってもらえるようですが、
クレームが多くなる自然素材は、
メイン商品になかなかしにくいようですね。
さらに、耐震等級や断熱への取り組みも
地元工務店には決して適いません。
もちろん取り組んではいますが、細かい説明は
営業マンに全て理解させるのは無理です。
ですので、全社を挙げて、真剣に取り組む所までには
行っていないという感じでしょう。
ということで、現在の大手ハウスメーカーが、
セールストークで多用しているのは、
住宅の寿命と保証の話です。
大手は現在60年保証を打ち出しています。
当然ですが、中小工務店は60年保証を
やろうとしてもなかなか難しいのが現状です。
ですが、施主はそんなの関係ありません。
60年保証の方が、良い。
やっぱり大手はしっかり考えている
ということをおっしゃいます。
ところが、皆さんもご存じのように、
これにはからくりがあります。
10年ごとにメンテナンスをしないといけません。
しかも1回100万円以上の費用が
必ずかかる仕組みになっています。
ということを、実は事前に伝えないといけないのですが、
お客様が大手を信頼してからだと間に合いません。
だって、大手を信じていますからね。
大きな費用がかかると言っても中小の負け犬の
遠吠えに聞こえてしまうでしょう。
ですので、松尾先生としては、そこに先手を
打つ意味でこの連載を始めたのだろうと思うのです。
では、お客様にどう説明したら良いのか?
というのは明日お伝えしますね。
明日をお楽しみに。
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