安い住宅と高い住宅の違い Vol.1529_2020/10/12
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1529 2020年10月12号
おはようございます。 みなとです。
昨日は結局、6組でした。
ちょっと少なかったですが、
アポも取れたのでとりあえず良かったです。
また、勉強会は続きます。
都内で24日も勉強会の予定です。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
安い住宅と高い住宅の違い
これまでローコスト住宅というと坪40万円ぐらいで
住宅を販売していた業者さんも多いでしょうが、
流石に2~3年前から、安くても50万円台が
主流になっていると思います。
でも、50万円台というとそんなに良い仕様には
できないのではないでしょうか?
35坪で50万円だと、1650万円。
税込みで1800万円台だと、建材も一般建材で、
仕様的に建売住宅と差別化をするのはちょっと厳しいかな。
フロアが無垢にするのが精一杯かなと思います。
そして、坪60万円になると、今なら自然素材ですかね。
セルロース、塗り壁、無垢のフロアという感じでしょうか。
外はサイディングか金属サイディングでしょうね。
これが現在の工務店さんの主戦場でしょうか。
坪70万円以上になると大手ハウスメーカーが
ひしめいているので、なかなか打ち出して
70万円というのはきついです。
ただ、総額表示で2200万円という形で
売っている工務店さんはあるかもしれません。
坪80万円になると、伊礼先生風の住宅とか、
かなりディテールにこだわって、建具は
オリジナルという方も少なくないでしょうね。
パッシブハウス、Q1住宅などの高断熱住宅も
このあたりの価格帯が多いでしょう。
これを超えると、年間に20棟とか建てるのは
厳しくなると思いますし、かなりお客様を
選ぶ住宅になるので、個人的には数社しか
このゾーンで戦っている会社は知りません。
ですが、工務店さんは基本的に単価を上げる
工夫する必要があると思います。
いきなりあげるのは難しくても、日々価格上昇を
シミュレーションして、模索する。
明日から100万円高い見積もりを書くことで、
自分にプレッシャーをかけましょう。
当然ですが100万円あげて、それ以上の価値を
提供できないのなら価格UPはするべきでは
ありませんが、100万円あげても
誰も気がつかないというのも事実ですね。
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