ブランディングは一貫性 Vol.1270_2020/1/27
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1270 2020年1月27号
おはようございます。 みなとです!
積水ハウスの坪55万円の住宅が発表されましたね。
これは、逆に積水ヤバいかもって
おっしゃっている方が多かったです。
つまり高級ブランドの低価格商品の
開発という事になるわけです。
どんなに制約をつけても、高価格商品が売れなくなる
というリスクはあるなと。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
ブランディングは一貫性
このニュースの積水ハウスなんですが、
現在の販売価格は平均で3500万円以上です。
つまり、積水ハウスというネーミングに
そこまでの価値があるわけです。
そして、その価値を持ったブランドが半額の
商品を出すというわけですね。
今回の報道では2000万円前後という事です。
どうなるでしょう。
2000万円=坪55万円の積水の家です。
この3500万円の家はプレハブの家で、
安い方は普通の木造です。
なので、価格差があるのは当然です。
ですが、消費者はそんなこと知りませんよね。
だったら2000万円の家で良いじゃないと
なる可能性があります。
積水の思惑は、2000万円の家で工務店を
ぶっ潰すだったのだと思いますが、思惑とは違って
自分たちがぶっ潰れる可能性もあります。
我々工務店は、別なブランディングを考えないといけません。
そして、それは自社商品を残して新しい家の
ラインナップを作るというよりは、会社全体の
方向性を変えないといけません。
個人的に思うのは今回の住宅が積水というブランドを
外して勝負してきたらヤバかったなと思うのです。
でも、積水はどこまで行っても積水です。
ですので、焦らなくて大丈夫です。
お客様はそこまでバカではありません。