COP Vol.1236_2019/12/24
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1236 2019年12月24号
おはようございます。みなとです!
今日は朝から外張り断熱の立ち会いでした。
ちょっと早いですが、現場立ち会いとしては
最後になるかなと思います。
29日に幼稚園のウレタン工事がありますけどね。
昨日のタイトルは正しくは『木造非住宅』でした。
失礼いたしました。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
COP
COPという言葉はご存じでしょうか?
シーオーピーと呼びます。
これは、消費電力1kW当たりの冷暖房効率を
あらわす数値になります。
例えば、ガスファンヒータや灯油の
ファンヒータはCOPが1です。
生炊きですので基本的にはそうなります。
エアコンの場合は、APFと書かれている場合が
ありますが、基本的に同じ数値ですので、
最新の一番エネルギー効率が良いもので8程度あります。
つまり、石油ストーブなどの8倍
エネルギー効率が良いというわけです。
ただし、電気は送電ロスがあって2.7分の1程度に
なってしまいますので、COPが8有っても
電気機器の場合は、効率を2.7で割らないと比較できません。
等価で計算する場合は、ファンヒータ1に対して、
最新型のエアコンは8÷2.7≒3という事で
3倍性能が良い事になります。
こう考えると、COPを基準にいろんな冷暖房器具と
給湯器具の効率を比較していけます。
エコキュートは一番良いものでも4を超えるものは
ほとんど無いため、ガスの生炊きなどに比べて
1.5倍程度しか効率がありません。
だったら、エコジョーズでも良いのではと思ったりしますね。
エコジョーズはCOPが3前後ですから。
そう考えると、給湯に関しては、リンナイの
エコワンが一番効率が良いですね。
ちなみに、COPは外気温が下がる冬は下がります。
というのは水の温度も空気の温度も下がるので
効率が悪くなるんですね。
ちなみに、現在北海道の幼稚園でやっている
全熱の交換機はヒートポンプが着いているので
COPが50を超えるモンスターエコ熱交換器になっています。
風量は1万立米以上とお化けですね。
もし契約できたら、皆さんにもお披露目したいと思います。