高層ビルのジレンマ　Vol.1183_2019/11/1

★1分で読める！ほぼ日刊MXニュース ★　Vol.1183　2019年11月1日号

おはようございます。みなとです！
11月になりました。
早いですね。
今日は構造塾さんの全国大会に行ってきます。
佐藤先生からのお誘いとあれば行かないわけには
行きませんからね。
工務店さんのイベントにこれからは
もうちょっと出ていこうと思いました！

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

高層ビルのジレンマ

高層ビルのジレンマという言葉が 
あるのはご存じでしょうか？ 

2つの高層ビルが高さを競っていました。 

2つのビルを見るまわりの人は、Aのビルが高い！ 
Bのビルが高い！といって決着が付きません。 

多くの人はビルの麓からビルを見上げています。 

その場合は、どっちも高いとは思うものの、 
どちらが高いかを正確に把握することは出来ません。 

高さを正確に比較するためには、どちらかのビルの 
上に上るか、遠くから比較する意外にありません。 

工務店の比較も同じ事が起きます。 

どの会社もうちの家が良い家だと言って譲りません。 
ですが、お客様は専門的なことについては 
比較する術はないのです。 

スーパーウォールとCW断熱を比べてどちらが良いかを 
正確に判断できることはありません。 
プロの工務店でも完全なる比較は難しいのに、 
全く知識が無い素人であるお客様は 
性能比較にあまり意味がありません。 

なので、お客様は人間を知りたくなるわけです。 
信頼できるプロが言うことを信じれば 
間違えが少ないだろうと考えるというわけです。