COP Vol.1078_2019/7/19
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1078 2019年7月19日号
おはようございます。みなとです!
今日は、上海にいます。
一泊二日でエコ建材展を見てきます。
見てきたらまたご報告いたします。
でも、近いのであっという間ですね。
フライト3時間です。
台湾より近いですものね。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
COP
一応昨日きちんと解説しなかったCOP(APF)に
関してちょっと書いておきます。
COPという指標は、最近あまり使われなくて、
電気機器の場合はAPFという数値を
使う事の方が多いかもしれません。
数値としては全く同じものです。
名前がちょっと違うだけですね。
冷暖房機器、それから給湯機器などに使いますね。
基本的に燃料の生炊きに比べてどれほど
効率が良いかという指標です。
厳密に言えば、投入エネルギーに対して
得られる熱の割合を示します。
ですので、ガスストーブ、灯油ストーブは、
COP(APFは電化製品以外にあまり使いません)は、
1になります。
後、電気に関して言えば使っている所の
エネルギー効率が1/2.7と送電ロスによって
発電所からの効率で考えるとおよそ
37%ぐらいの効率しか出ませんので、
COP5以下になって効率が落ちます。
また、高負荷の状態では、ガスストーブなどよりも
効率が落ちるので、あまりお勧めできない状態です。
灯油・ガスなどのストーブ 1
エアコンでCOP 3の場合 3/2.7=1.1
実際にエアコンはCOP7以上の機器がありますので
圧倒的にこっちの方が効率的です。
ですので、エコのために使う空調機器はエアコンが一番です。
ただし、エアコンは外気温が下がってくると効率が
著しく落ちてくるので、COP7のような効率の
良い機器も外気温が-5度を下回ると
COPが3程度になります。
もっと下がると、もっとCOPが下がってきます。
ですので、北海道ではエアコンを冬に
あまり使いたがらないというわけですね。
これを頭に入れておくと機器による効率が見えてくるので、
選定が簡単になりますし、説得力のある
提案ができるようになります。
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