UA値計算のすすめ Vol.1036_2019/6/7
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1036 2019年6月7日号
おはようございます。
みなとです!
あっという間に今週も過ぎていきました。
本当に早いですね。
最近の見学会集客はどうでしょうか?
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
UA値計算のすすめ
皆さん、建てている住宅のUA値計算を
行っていますか?
UA値というのは、建物全体の
熱貫留率の平均値を指します。
何のことか解りませんよね。
簡単に言えば、U値というのはその建物
(壁ごとや、窓ごとでも使います)から、
逃げる熱量の値になります。
つまりどれだけ熱が逃げていくか、
入っていくのかの熱の伝わりやすさを示すあたりです。
そして、当社が使っているウレタンの熱伝導率は、
0.022W/m・Kです。
グラスウールなどは、0.034W/m・Kです。
この数字が小さければ小さいほど熱を
通しにくい性質という事になります。
さらに、これは厚さで数値が変わってくる
わけですから、実際に使う数値は、
熱貫流率といって単位はW/m2・Kとなるわけです。
建物ごとにこの値が変わってきまして、
その値で建物の断熱性能を比較するという事になります。
4等級は、6地域ではUA値0.87ですが、
これが今年最低基準になるはずだった値です。
6地域でのZEHはUA値が0.6です。
大手も最低限この程度の断熱はしていますので、
皆さんの新築住宅もこの程度はした方が良いかなと思います。
このレベルはQ値で1.9という値だったわけでして、
マンションの真ん中の部分(上下左右に部屋がある)の家は
だいたいこの程度の性能かなと思います。
とても暖かいですが、当社が進めているUA値0.3は
これとは異次元の世界なんですよね。
近いうちに皆さんにお見せしたいと思っております。