2018年12月19日開講! 福島先生の換気システムセミナー
2019年は間違えなく、換気システムの年になります!
◆◆最近の話題は、断熱でも、耐震でもなく、換気なんです◆◆
2018年に桧家住宅が、Z空調(ゼックウチョウ)を発売しました。桧家の近藤社長は、最終的に年間2万台を売っていきたいというお話しをされています。更に、日本アクアは、日本住環境のルフロという換気システムとエアコンをセットに年間1万台を販売するとしています。
合計で、年間3万台という事は、注文住宅の1割は、Z空調かアクアのシステムが入ってくるという事を意味しています。当然ですが、残りの9割の住宅も何らかの換気システムとエアコンを組み合わせたシステムが提案されていくことになるでしょう。
◆◆換気システムで健康被害が加速?!◆◆
しかしながら、私は換気システムを下手に取り付けるのは危険だと思っています。理由は、ダクト配管内にたまるホコリです。
ホコリは、5年単位で見ないとしっかりとした量が把握できません。いつも風が流れている換気ダクトには、半年や1年では大した量のゴミがたまらないからです。
ホコリが一旦たまったダクトから、掃除などでホコリを取り除く事は困難です。理由は、工務店さんが何気なく使っている、フレキのダクトにあります。今年4月に、私はスウェーデンの展示会で見た換気システムの配管は全て、スパイラルダクトといって内側の表面がつっとした、固定配管が使われていました。
このダクトであれば、長いブラシを使っても掃除ができますし、圧縮空気を送るスウェーデン製の掃除機でも充分に掃除は可能なのです。しかし、フレキダクトの場合は、内面の凸凹が邪魔をして、ブラシでも掃除はできませんし、圧縮空気を送り込むと、裂けてしまいます。
では、研究者はどう考えるかということで、換気システムの大家をお呼びしてセミナーを開催いたします。講師は、北総研(北海道立の研究機関)で長年教授をおつとめの福島明先生にお話しをしていただきます。日本の換気システムの中心的存在の先生です。
概要
『福島先生の換気システムセミナー』
講師:北海道総合研究所 主任教授 福島明他
日時:平成30年12月19日(水)午後2時~午後5時
場所:東京・神田(予定) 参加費:1社1万円(税別)2名まで