UA値論争
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年3月20日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第242号》》》
家アカでも論争が
最近は、Twitterでの情報を見ながらネタを集めてくるということに填まっていますが、そこでは日々論争が起こっています。例えば、
UA値がどのぐらいが快適か?
C値測定は全棟する必要があるかないか?
耐震等級3が良いのか?2でも良いのか?
大手ハウスメーカーが良いのか?工務店がいいのか?
まあ、プロの工務店経営者から見たらどうでも良い事かもしれませんが、当事者は真剣です。
もちろん、結論はお客様が判断することですが、どちらの見解を取るか?で、作り手のポリシーが変わってきますね。
今日はその中でもUA値について考えてみたいと思います。
もちろん他のテーマも重要なのでそのうち書いていきます。
UA値はどの程度が適切か?
これは、工務店さんにもよく聞かれることですし、僕自身も確たる指針があるわけではあります。
そのために、HEAT20という組織が、指針を示してくれていますのでそれに乗っかるのが良いのかなと思います。
HEAT20のG1とか、G2というのは建設費用と節約できするエネルギーのバランスで一応考えてあります。ですので、何の根拠もないわけではありません。ということで、基本的にはHEAT20のG1か、G2を最低基準にする事をお勧めします。
ただし、室温のシミュレーションやエアコンの消費電力を見ていると面白い事が解りません。
- UA値は夏の冷房に関してはほとんど影響がない
- 夏の冷房は窓に太陽光が入るか、入らないかによって大きく数値が変わる
- UA値により暖房のエネルギーに大きく寄与する
つまり、UA値をよくしても夏は余り涼しくならないのですが、冬の暖かさは確実に増すと、いうわけです。
これは、前先生や松尾さんなどの主張と亜h矛盾しませんので、一定の心理ではないかなと思うのですが。
そして、高断熱という言葉を使いたいのであれば、現状から考えるとHEAT20のG2以上でないと厳しいでしょうね。
分譲住宅でZEHが増えている現状では、UA値0.6ぐらいで高断熱と書かれていると知らないんだなと思ってしまいますから。
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