熱中症指数から考える熱中症対策

こんにちは。

今日もご覧いただきありがとうございます。

株式会社MXエンジニアリングの湊です。

さて、今日も工務店を元気にする記事を書いていきたいと思います。

《《《2021年8月5日の断熱ブログ第31号》》》

実は怖い熱中症

いや、暑いですね。

この文章を書いている8月5日は、今年一番の暑さだということです。

当然ですが、湿度も上がっていきますよね。

ちなみに、今日の東京の最高気温は、34度。湿度は65%という予報が出ています。

この数値で熱中症指数を見ると、なんと『危険』ゾーンです。

つまりこの状態で何もしないとほとんどの人が熱中症になります。

というゾーンですね。

熱中症というのは、僕が若い時には、『日射病』といっていました。

僕が若い頃、30~40年前の運動部時代は、水を飲むとバテるみたいなことをいっていました。

非科学的も良いところですよね。

で、熱中症になるとこんな感じになります。これが熱中症の症状です。

  • 熱失神:めまい、失神する、顔面が真っ青になる(顔面蒼白)
  • 熱けいれん:筋肉痛、手足がつる、筋肉が痙攣する
  • 熱疲労:全身が重だるい(倦怠感)、頭痛、寒気、嘔吐、集中力や判断力の低下
  • 熱射病:発熱、意識障害(呼びかけや刺激に対して反応が鈍い)、言動が不自然、ふらつく

この中で熱射病になると死亡の危険もあり、直ぐに救急車を呼ばないといけません。未だに幼児を車の中に放置して、死亡という痛ましい事故が後を絶たないです。

対策としては、水分とミネラルの補給+身体の冷却というのが基本です。

自宅でできる熱中症対策

この熱中症で、今日のような最高気温は、34度。湿度は65%の『危険』ソーンの数値を、自宅内でかなり安全な『注意』レベルに下げるには、どうすればいいでしょうか?

1つは、温度を26度ぐらいに下げると安全になります。

もう一つは、湿度を20%前後に下げる安全に近くなります。

経験上、湿度を下げるよりは、温度を下げる方が簡単だというのは、ご存知の通りです。

エアコンを使って涼しくする。

これが一番ですよね。

こんな夏はオフィスも、自宅もエアコンがフル回転します。

これ以外に効率的な温度対策というのは存在しません。

輻射熱冷房という機器もありますが、これは1台40~150万円と、エアコンの数倍の費用がかかります。

エアコンであれば、かなり大型のものでも25万円も出せば手に入ります。6畳用だと本体価格5万円+工事費2万円ぐらいですからね。

効率もかなり良いのですが、エアコンの効率は次回お話ししますね。

湿度を下げる為には

そして、もう一つの対策は、湿度を下げるということです。

温度をそのままにして、湿度を下げる為には除湿機を使いますが、これがかなりエネルギーを喰うのです。

楽天で一番売れ筋のパナソニックの『F-YC120HUX-H ハイブリッド方式衣類乾燥除湿機』を例にとって考えてみます。比較的新しい機器ですので、消費電力も比較的小さくなっています。

https://panasonic.jp/joshitsu/p-db/F-YHUX120_spec.html

最大除湿能力は、11リットル程度で、梅雨時の消費電力が220w程度になっています。そして、木造の建物は11畳に対応しているということです。

この11リットルというのは1日ですから、1時間あたりに直すと460g程度ですね。

なお、関東の50Hzと関西の60Hzだと関西の方がモーターの回転数が2割高くなるので効率もそっちの方が良いようです。

これを24時間運転すると、5.3kwh程度の消費電力ですね。

電気代が1kwhあたり28円とすると、1日148円で、1ヶ月この機械だけで4,400円を超える電気代です。

このような家電は、1時間あたりの消費電気料や、1時間あたりの電気代が書かれていることが多いのですが、1時間5円と書かれていても、24時間回すとそれだけで3,600円になります。

月に3,600円は小さいように感じられますが、毎月使っていて30年使い続けると120万円にもなります。

なので、電気代にはシビアになって欲しいのです。流石に、乾燥機は冬には使わないと思いますがね。

では、同じ除湿機能がある家電で比べてみましょう。エアコンです。

メーカーは出していないのですが、東京電力がデータを調べています。

https://www.tepco.co.jp/cc/press/betu09_j/images/090709g.pdf

エアコンの除湿は、普通の冷房時と、微風運転のドライ時、更に一部エアコンに搭載されている再熱除湿という機能があります。

この中で除湿で、かつ消費電力が少ないドライ運転(微風運転)について考えてみます。

除湿量は微風運転のいわゆるドライで1時間で1.1kg。

このときのコストがなんと4円です。

このときの電気代は1kwhあたり22,86円と書かれていますから、上の乾燥機の場合と同じ28円で計算し直すと、1時間5円ということになります。

1日だと120円ということになります。

まとめると、パナソニックの乾燥機は、1時間460グラム 220w=6円の電気代。

東京電力のエアコン調査では、1時間1.1kgの除湿で、5円の電気代です。

ということで、除湿量はエアコンの圧勝ということになりました。

乾燥機はかなり電気を食うので使うのであれば短期間にというのがいいようです。

明日は、更に夏に快適な涼しさ、爽やかさを保つためには?という話を書きますね。

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    Posted by 湊 洋一