夏の遮熱・冬の断熱
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年2月28日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第223号》》》
夏対策と冬対策は全く逆
夏対策と冬対策は、真逆というのはよくご存知だと思います。
夏対策は、屋内の熱を外に排出する
冬対策は、屋内に熱をためる
これによって快適な室温にします。
更に、冬対策は、加湿。夏対策は除湿とこれも真逆になります。
そして、そのために必要な物をすべて使って、対策するわけですが、電気などのエネルギーを使わないで対策する事をパッシブ設計といいます。
パッシブはアクティブの対義語で、なすがままというか、受け身的な表現の時にも使います。
その辺も併せて見ていきたいと想います。
比較的簡単な夏対策
夏対策は、『太陽光の遮り』につきます。
そのために、南面の窓は庇や軒をしっかりかけること。
東西北面の窓は小さくするのが良いと思います。
たまに、西側の窓が全くない建物があったりましますが、夏対策としては正しい野で花でしょうか。
東面の大きな窓は、午前中に明るく、暑くなります。西側の窓は午後から夕方にかけて明るく暑くなります。
北側の大きな開口は、夏の日差しは夜明けと、日没に入ってきます。太陽高度が低くなっても日が差し込む場合は、とても不快になります。もちろん、隣地や地形で、直接費が差し込まない場合は余り問題になりません。
窓はとにかく開けないこと。断熱は、ものすごく強力なものであれば別ですが、ZEHもG2もあまり変わりません。
ただし、夏は特に屋根の遮熱は効きますので、屋根の下にアルミシートなどを入れたりするのは有効です。ただい、反射面の部分は空気層を作る工夫が要ります。
夏は、室温の管理に加えて、除湿も大切ですね。
除湿はエアコンが一番得意なジャンルなので、しっかりエアコンを使って除湿をすべきです。
除湿量は、日本エネルギーパス協会の今泉代表理事がYOUTUBEにあげられていますが、除湿モードが一番除湿量が多いようです。
ただし、当然ながら室温が下がってしまうので、そこに対する補正が必要です。2台以上エアコンがある場合や、床下エアコンを使っている場合は、1時間ほど暖房運転するのも良いと思います。
最重要の冬対策
冬対策は、太陽光の取得と断熱の性能UPの2つが必要です。
太陽光の取得は、夏と違って冬は太陽高度が低いので(夏は80度、冬は最低で30度程度)、太陽光が入りやすいです。
あまり軒が深すぎると、冬の太陽光まで切ってしまいますので注意が必要です。
太陽光を取り入れられる吐き出し窓が4セットぐらいあって、断熱がHEAT20のG2以上あれば、太平洋側の昼間は汗ばむぐらいになります。
そのため、パッシブ設計がきちんとできている建物は、朝9時から、夕方5時まではほとんど暖房が必要なくなります。
夕方から、夜まではエアコンに頼るのが一番良いですね。
薪ストーブやペレットストーブでも良いですが、ガスファンヒーターや石油ファンヒーター、石油ストーブは余り賛成できません。空気を汚すのとエネルギー効率が良くないからです。
HEAT20のG2グレード程度の場合は、断熱性能が充分ではなく、全館空調をした時に、エネルギー消費が大きくなるというデータもあります。
冬のことだけ考えると、断熱性能はUA値で0.4以下を目指して下さい。
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