夏のプランニング エアコン編2
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年8月17日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第388号》》》
では、どこにつける?
では、エアコンはどこに付ければいいでしょうか?
その前に、簡単な物理の基本原理を思い出してください。
冷たい空気は重く
暖かい空気は軽い
ということです。
当たり前ですが、気球は真夏に飛ばすのは困難です。なので、気球の大会は真冬に多く行われます。
理由は、温度差です。夏だと気球を飛ばすだけの浮力が得られないのですが、真冬なら温度差がハッキリ出るので、あの大きな図体でも空に浮かせることが可能です。
気球はバスケット込みで300kg程度。更に人間が200kg程度まで乗せて飛ぶので、500kgを空に浮かせる訳ですから、かなりの浮力があるのです。
浮力というのは上に浮かせる力ですね。
ですから、暖房用のエアコンは建物の下の方がいいわけです。
そして、冷房は、当然上の方に付けるのがいいのです。
今回は夏がテーマですから、冷房用のエアコンですから、1階と2階をまとめて冷やすのであれば、冷気が1階にも2階にも通じる所に設置するのが良いです。
1階に1台、2階に2台の場合も基本は同じです。壁のなるべく上の方に付けてください。
エアコン1台での冷房
断熱性能をある程度上げると、エアコン1台で建物全体を冷やす事が可能です。
どの程度か?といえば、目安としたHEAT20のG2ぐらいでしょうか。
日射遮蔽がきちんとできていれば、ZEH程度でも問題無くエアコン1台での冷房は可能です。
冷房の設置場所は、リビング階段や吹き抜けがある場合はすぐその上が良いですね。
2階の廊下に取り付けてもいいでしょう。
そして、2階は普段はドアを開けておいていただければ、2階も全体的に冷えます。
ただし、この仕掛けで問題なのは急に冷やしたいとき。
暑いのになかなか涼しくなりません。
色々試して欲しいのですが、基本的には24時間運転です。
22度ぐらいから25度ぐらいでのその日の気温に合わせて、微調整しながら使ってみてください。
明日はこの流れをまとめますね。
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