住宅すごろくって知っていますか?
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2021年12月25日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第161号》》》
住宅すごろくという言葉をご存知でしょうか?
先日、ワールドビジネスサテライトというニュース番組で取り上げられました。
このニュースは元々日本経済新聞が1ヶ月ほど前に取り上げて、経済ニュースがそれほどなかったのだと思いますが、改めて取り上げたようです。
内容としては、これは都心だけですが、新築のマンション⇒売却して新築の戸建てを購入するという流れが崩れて、いきなり中古物件を購入する人が増えたというモノです。
この現象は都心部だけの現象です。
そもそも地方にはマンションなんて有りませんし。マンションが値上がるのは都心部だけです。
都心部だけというよりも、鉄道があってそこから徒歩5分以内。更にステータスが高い街だとしっかり値上がりするというモノです。
地方で、鉄道の駅が遠くて、駐車場が全員分ないようなマンションの場合は、そんなに値上がりしないという印象です。
そして、最近の現象では、東京23区内のマンションがどんどん値上がりしていて、とてもではないですが手が出ません。
新宿区のマンションで80平米ぐらいだと築20年でも平気で1億超えています。そして、最近のマンションは2LDKで60平米台の物件が多数登場してきています。
時代は少子化か、子無し夫婦が購入する物件という事になるわけです。
ですので、コンパクトサイズのマンションが流行っています。
更に中古戸建も人気に
地方では、住宅価格の値上がりが続いています。
これは建材価格の値上がりによるものです。
つまりは、最近という事でしょう。
そして、賃金は上がらないという現象が起きているので、年収350万円前後が世帯年収という方が多いです。
講演していて年収を聞くとご主人が200万円~250万円、奥様が100万円に満たないので、世帯年収が300~400万円ぐらいの方が実際住宅を建てます。
これらの方は、手取り月収がご夫婦でも20万円有りません。18万円とかですかね。
とすると、住宅に割ける費用は月額6万円ほどでしょうか。
これだと借り入れでは2,200万円が限界。
土地が500万円で建物1700万円というのが住宅の相場になります。
これが、300万円ぐらい値上がりしているのに加えて、高断熱化で200万円はかかります。つまり、2700万円は必要になってくる。
月々の支払いは、73,000円前後になります。
無理だということで、この2700万円から2割安い、2200万円前後の中古住宅が売れるというわけです。
お客様の予算は変わっていない。だって所得が上がっていないのですから。
ということが起きている昨今です。
ここで工務店がどう立ち回れば良いのか?を当社では考えています。
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