太陽光パネルの誤解を解く 4

こんにちは。

今日もご覧いただきありがとうございます。

株式会社MXエンジニアングの湊です。

さて、今日も工務店さんの役に立って、元気になる記事を書いていきます。

《《《2022年10月10日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第439号》》》

売電価格が下がっているので元取れないのはウソ

2022年の住宅用の太陽光パネルの売電価格は、kwhあたり17円です。

この売電価格というのは大凡このように決められています。

一般的な設備価格を投資した問いして、3%程度の利回りが出るように、経済産業省が計算をして、算出している訳です。

そして、制度が始まった10年以上前が、kwh辺り42円だったもので、現在のように17円まで下がってきたのは、何の根拠も無く下げているのでは無く、太陽光パネルの価格が下がってきたために、売電価格が下がっているという構図があります。

つまり、17円で売電をしても充分に元が取れる金額設定しにしてあるのです。

それで現在の我々の買う電気は、1kwhあたり40円を超えてきています。

つまり自家消費を沢山すればするほど、早めに元が取れる様になっているのです。

現在の試算では条件が良ければ7年前後で元が取れるという報告もあるぐらいです。

必要に応じてシミュレーションしますので、知りたい人はご連絡くださいませ。

雪国だと元が取れないはウソ

これは、当然な疑問ですよね。日本の場合は、積雪があると12月、1月、2月と3ヶ月は発電しないわけですから、12ヶ月中9ヶ月しか発電しないと、元が取れないと思うのは当然です。

これで一番発電量が少ない秋田でシミュレーションしてみました。

秋田で、6.5kwh載せた場合でシミュレーションしてみました。

自家消費割合が50%とすると、秋田でも10年あまりでも元が取れます。

もちろん、これがある意味机上の空論だとしても、13年もあれば充分に元が取れます、

つまり、新築で考えれば太陽光パネルを載せてはいけない方はいないのです。

既築の場合は、太陽光パネルの取り付け工事が高くなる、また太陽光パネルの価格も高いとなると利益が出ない事も考えられます。

その辺りは、建物の方位や屋根の方向、屋根のかかり具合など慎重にシミュレーションして取り組んでいただきたいですね。

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Posted by 湊 洋一